除菌消臭剤 クリアZERO の安全性について

新型コロナウイルスの流行に伴い、2020年5月15日に独立行政法人国民生活センターより
『除菌や消毒をうたった商品について正しくしっていますか?ー 新型コロナウイルスに関連して ー』
が公表されました。



新型コロナウイルスの流行により、市販の消毒・除菌剤が品切れになるなど、
一般消費者の中で消毒・除菌剤への関心が高くなっていることから、
身近にある消毒・除菌剤についての使用方法や注意事項がまとめられています。

クリアZEROの主成分でもある「次亜塩素酸ナトリウム」についても触れられていましたので、
使用上の注意事項や〈クリアZERO〉との違いなど、国民生活センターの見解を弊社なりにまとめさせていただきました。

◎「次亜塩素酸ナトリウム」と危険性について

こちらで言う「次亜塩素酸ナトリウム」とは、家庭用の塩素系漂白剤を指しています。
次亜塩素酸ナトリウムは身近な物を消毒する際には非常に有効ですが、危険性も含んでいるので使用時は注意が必要です。
具体的には、
・手指への使用は皮膚がただれたり、炎症を起こす恐れがあるので手袋などを着用する。
・強い腐食、漂白作用があるため、使用後には必ず水拭きをする。
・吸ったり、目に入ったりすると健康に重篤な被害を引き起こすので、空間への噴霧は絶対に行わない。
などといった注意事項があります。
また、長期的なマスク不足に伴い、塩素系漂白剤をマスクにスプレーして使ってしまった消費者もいるとのことで、
改めて商品の注意事項をよく読み、正しい使い方をしていくことを強く願います。

◎弊社に寄せられる問い合わせについて

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、弊社の除菌消臭剤〈クリアZERO〉についても問い合わせが急増しています。
その1つとして「クリアZEROも成分が次亜塩素酸ナトリウムだから危険ではないか」という問い合わせが多く寄せられていました。

国民生活センターの見解としては、
「国民生活センターで使用上の注意喚起をしている次亜塩素酸ナトリウムは、家庭用の塩素系漂白剤を指しているので、
たとえ成分が同じ次亜塩素酸ナトリウムであっても効果や安全性などの裏付けが確認されているのであれば、
メーカー責任として消費者へ適切な使用方法を案内しても良い」
との事です。

つまり、「次亜塩素酸ナトリウム」だから全て同じ扱いというわけではなく、
〈クリアZERO〉は〈クリアZERO〉の実証効果に基づいた使用方法を提示していくことで、
一般的な次亜塩素酸ナトリウムとの違いを明確にできるというものでした。

◎クリアZEROと一般的な次亜塩素酸ナトリウムの違い

下記に〈クリアZERO〉と一般的な次亜塩素酸ナトリウムの違いについてまとめましたので、参考にしてください。
 
  家庭用の次亜塩素酸ナトリウム
(塩素系漂白剤)
除菌消臭剤クリアZERO
(安定型次亜塩素酸ナトリウム)
原液の塩素濃度  1%~12%  0.02%
使用前の準備 水道水で10倍~100倍に薄める。
マスクや手袋を着用し防護する。
原液のまま使用できる。
マスクや手袋は特に必要ない。
使用方法 モップや布等に染み込ませて拭き上げる。 気になるところへスプレーをする。
使用後 念入りに水拭きをする。  拭き取り不要。
水滴が気になる時は、乾いた布等で拭き取る。
手指や人体への安全性 極めて危険 毒性や刺激性は一切ない
空間への噴霧について 絶対に禁止(眼粘膜や呼吸器へ重篤な
被害をもたらす可能性が高い)
特に問題はない
※除菌消臭剤〈クリアZERO〉の安全性については、(財)日本食品分析センターで確認されています。

このように成分は同じ「次亜塩素酸ナトリウム」であっても、濃度や製法などによって性質は全く異なるものになり、
その取り扱い方法や使用方法も全く異なります。

◎本件についてのまとめ

・国民生活センター発表の通知にある「次亜塩素酸ナトリウム」とは塩素系漂白剤を指していて、
これは液性や濃度、使用用途などからクリアZEROとは全く別物である。
・〈クリアZERO〉の使用方法については、安全性や有効性の確認できる限りメーカー推奨方法で良い。
・安全性が確認されている限り、空間噴霧も問題ない。

以上が当該資料に対しての確認事項であります。

「次亜塩素酸ナトリウム」は水道水にも塩素消毒剤として含まれており、安全性の高い成分です。
〈クリアZERO〉は安心安全な除菌消臭剤として、これからも皆様の元へお届けして参ります。